泣きたくなるよなぁ… ページ17
俺は静かに論文を読みながらAちゃんの起床を待つ。気がつけば時間は夜の8時。
いまだに起きる様子がない。
阿部が持ってきてくれたご飯はすでに冷えてしまった。
穿刺部位が圧迫されないように体の向きを変えてあげれば…「ぎゃああああ」と大きな声で泣きながら目を覚ました
渡辺「おぉ、どうした、どうした。おはよー。よく寝れたな。ご飯食べる？」
そう聞いてもなかなか、泣き止む気配がない。
その泣き声に気づいた佐久間が駆けつけてくれた。
佐久間「およっ？どったのー？何も嫌なことしないよ」
佐久間にそう言われAちゃんを見ればお尻に手を当て首を振っていた。
渡辺「あっ。大丈夫大丈夫。何もしないからな。お尻のお薬もチックンも、何もしない。よしよし抱っこしような」
抱き上げて一緒にベットに座り何もしないという事を伝える。
佐久間「ね、しょっぴー先生もさっくんも何もしないよ。びっくりだったね。ベットさんで向き変わってたからね。大丈夫、安心していいんだよ？ご飯食べようか。お腹すいたでしょ？」
渡辺「わりぃ、佐久間。控え室で温められる？」
佐久間「もちろんでやんすっ。Aちゃん、ご飯さんちょっと待ってねぇ。温かくしてくるね」
そう言いながら佐久間は控え室にご飯を温めに行った。
渡辺「ちょっと落ち着いたかな。お腹すいた？」
A「カレーライス…」
渡辺「ふはっ、カレーライスがいい？今日のご飯何かな？先生もまだ食べてないからお腹すいた…」
なんて、雑談をしつつ、佐久間の戻りを待った。
子供向けの話し方、笑顔、優しさに安心したのかAちゃんの涙は気がつけば止まっていた。
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Da cchi(プロフ) - ふっか大好きさん» こんにちわ。お待たせして申し訳ありませんでした。嬉しかったと言って頂き幸せです。今後とも楽しんでいただければと思ってます。この度は、リクエスト。本当にありがとうございました。いつでもリクエストお待ちしております。 (5月11日 14時) (
レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - こんにちわ。リクエストに応えて頂きありがとうございました。思った以上の出来で、とても嬉しかったです。有難うございました。 (5月11日 14時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
Da cchi(プロフ) - ふっか大好きさん» こんばんわ。詳しく言って頂き、ありがとうございます。構成をねってから投稿致しますので少しの間お待ちいただけますでしょうか？もちろん、喜んで書かせて頂きます (5月7日 19時) (レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - すみません。続きです。寝る頃には40℃近くまであがり、深澤先生の指示で点滴に解熱薬を入れて下げる指示を受けます。夜中になっても下がらず、深澤先生が主が嫌がる座薬を入れて、朝方から徐々に熱が下がってくる。と言うのでお願いします。駄目でしたら言って下さい (5月7日 18時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - こんばんわ。お昼寝後の病棟回診で、主が微熱であることに気づいた、日勤の佐久間君が渡辺先生に連絡。渡辺先生からの治療指示を受けて動き、夜勤の阿部ちゃんと深澤先生に引継ぎ、夕食辺りから、徐々に熱が上がっていきます。 (5月7日 18時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Da cchi | 作成日時：2024年2月3日 18時
