たくさん乗り越えて ページ24
輸液を全開にして、体を冷やし3時間。
再度体温を測れば39.7と大きな変化はない。
目黒「お腹下しちゃってますし…インフルは陰性でしたけど…可哀想だけど検査します？ノロウイルスとか？」
渡辺「辛いだろうけど寝れた方がいいから座薬と…」
椅子から立ち上がり、ふーっと短く息を吐く。
宮舘「検査キットと、座薬用意してくるわ」
俺は薬剤部にいき座薬、そしてスタッフステーションで検査キットを用意する。
佐久間「およっ？涼太ー。検査まだだったの？」
宮舘「いや、お腹下してるみたいだから」
なんていえば苦笑いで「固定行くわ」なんて言ってくれた。
沢山乗り越えなきゃいけないことがある。
辛い検査、頭の痛み、治療の辛さ
ましてや、小さな小さな子供。
可哀想。そう思う…
ただ、俺たちの仕事は原因を突き止め痛みを減らすこと
だから、決して泣かれようとも手を抜かない。
真剣に向き合う。それしかない。
佐久間とともに病室に向かえばAちゃんは目を覚ましていた。
宮舘「目黒体の固定お願い、翔太は足お願い。佐久間は手を片手で握って片手で額をお願い」
「「「了解」」」
渡辺「ちょっとおズボンと、オムツごめんなー。足あげるよ」
目黒「ちょっと動かないようにごめんねー」
佐久間「おてて繋ごうかー。片方の手は頭ごめんね？」
瞬時に検査ができるようになる。
宮舘「ちょっとお腹のバイ菌さんしらべるよー。ちょっとだけお尻ごめんね、がまんねぇ」
一声かけて綿棒を入れクリクリ回す。
嫌だと泣きながら動こうとするAちゃん。
もし仮に陽性なら…一回でわかる方がいいだろうと、長めに検査をする。
渡辺「大丈夫大丈夫。お尻の力抜いてみ？」
佐久間「えらいねぇー」
目黒「すぐにおわるよー」
そう声をかけている間に検査を終えそのまま座薬をする。
薬が戻ってこないのを確認してオムツを履かせてあげ、ズボンも戻す。
宮舘「ほんとよく頑張ったよー」
渡辺「いっぱい嫌なことしてごめんな」
目黒「少し寝てようか」
佐久間「検査できて偉かったよ」
きちんと、褒めながら検査に回す。
ー15分後ー
宮舘「あー、どうだろ…」
うっすら線が確認される。
渡辺「時間置いてからまた検査する？」
目黒「唐揚げ…親子丼…可能性はあるっすよね？」
宮舘「ここまでいけば、確定だろうけど…」
なかなか答えが見つからない。
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Da cchi(プロフ) - ふっか大好きさん» こんにちわ。お待たせして申し訳ありませんでした。嬉しかったと言って頂き幸せです。今後とも楽しんでいただければと思ってます。この度は、リクエスト。本当にありがとうございました。いつでもリクエストお待ちしております。 (5月11日 14時) (
レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - こんにちわ。リクエストに応えて頂きありがとうございました。思った以上の出来で、とても嬉しかったです。有難うございました。 (5月11日 14時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
Da cchi(プロフ) - ふっか大好きさん» こんばんわ。詳しく言って頂き、ありがとうございます。構成をねってから投稿致しますので少しの間お待ちいただけますでしょうか？もちろん、喜んで書かせて頂きます (5月7日 19時) (レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - すみません。続きです。寝る頃には40℃近くまであがり、深澤先生の指示で点滴に解熱薬を入れて下げる指示を受けます。夜中になっても下がらず、深澤先生が主が嫌がる座薬を入れて、朝方から徐々に熱が下がってくる。と言うのでお願いします。駄目でしたら言って下さい (5月7日 18時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - こんばんわ。お昼寝後の病棟回診で、主が微熱であることに気づいた、日勤の佐久間君が渡辺先生に連絡。渡辺先生からの治療指示を受けて動き、夜勤の阿部ちゃんと深澤先生に引継ぎ、夕食辺りから、徐々に熱が上がっていきます。 (5月7日 18時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Da cchi | 作成日時：2024年2月3日 18時
