優しい笑顔 ページ8
朝目が覚めてコーヒー片手に渡辺の寝起きを待つ。
ほんと、ギリギリだよねぇ…
渡辺「はよ。え、涼太…」
宮舘「ごめん、コーヒーもらった。後コップも借りた」
渡辺「いや、それはいいけど…論文読んでないじゃん」
なんて、嬉しそうにする。
宮舘「論文も大切だけど翔太が言ったように治療とか変わらないから…。それなら、気持ち落ち着かせて向き合おうって」
俺らしくないかな。昨日まで論文・論文・論文だったのに
でも、いつもの優しい笑顔の渡辺を見て焦る必要はないんだ。こんなに仲間が居るんだって思えて。
ただ…Aちゃんの腫瘍は8センチ。神経も圧迫していて、昨日できてたことが急に出来なくなるってこともあり得る。だから、俺と渡辺は早めに出勤をした。
深澤「あ、翔太。舘さんおはよー。ね、Aちゃんさ、ちょっと熱下がって今日の朝は38.3だったから」
渡辺「微熱ではないけどまだマシっぽいか。夜上がらないように気をつけて」
岩本「汗すごくて体拭いて欲しいって言ってたんだけど、とりあえず舘さんと翔太の指示待ち」
目黒「昨日ちょっとサーチの低下あったから、カニューレだけしてる」
なんて、出勤するなり昨日の様子を詳しく聞きそれをメモしていく。
宮舘「頭痛の様子は？」
阿部「今は大丈夫なんだけど、夜中痛かったみたい。鎮痛剤の指示、照にもらって今は落ち着いてる」
渡辺「ん、サンキュ。じゃあまた夜よろしく」
そう声をかけ夜勤組には帰ってもらう。
宮舘「Aちゃん、おはよ。今日も元気か先生達に教えてね？」
聴診器片手にそう言えば静かに寝てくれるけど今日はジッと顔を見てくる。
宮舘「んー？あ、Aちゃんもする？聴診器」
そう聞いても首を横に振り目を閉じる。
何が言いたかったのかは気になるところだけど…仕方ない。自然に話してもらえる日を待つしかない。
聴診すれば心音は正常。
だったんだけど…
宮舘「翔太さ、腹部聴診お願い」
渡辺「ん？うん…。Aちゃんごめんね、しょっぴーにも、もしもしさせてね？」
そう言い渡辺はお腹の辺りを念入りに聴診
渡辺「はい、ありがとう。蠕動運動が凄いな…。また夜なったら腹痛あるかも」
宮舘「だよね。康二とラウに報告しとくわ。で、目黒達が出勤したら報告してもらおう」
そう言いながら俺達は病室を出て清拭の準備をした。
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Da cchi(プロフ) - ふっか大好きさん» こんにちわ。お待たせして申し訳ありませんでした。嬉しかったと言って頂き幸せです。今後とも楽しんでいただければと思ってます。この度は、リクエスト。本当にありがとうございました。いつでもリクエストお待ちしております。 (5月11日 14時) (
レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - こんにちわ。リクエストに応えて頂きありがとうございました。思った以上の出来で、とても嬉しかったです。有難うございました。 (5月11日 14時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
Da cchi(プロフ) - ふっか大好きさん» こんばんわ。詳しく言って頂き、ありがとうございます。構成をねってから投稿致しますので少しの間お待ちいただけますでしょうか？もちろん、喜んで書かせて頂きます (5月7日 19時) (レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - すみません。続きです。寝る頃には40℃近くまであがり、深澤先生の指示で点滴に解熱薬を入れて下げる指示を受けます。夜中になっても下がらず、深澤先生が主が嫌がる座薬を入れて、朝方から徐々に熱が下がってくる。と言うのでお願いします。駄目でしたら言って下さい (5月7日 18時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - こんばんわ。お昼寝後の病棟回診で、主が微熱であることに気づいた、日勤の佐久間君が渡辺先生に連絡。渡辺先生からの治療指示を受けて動き、夜勤の阿部ちゃんと深澤先生に引継ぎ、夕食辺りから、徐々に熱が上がっていきます。 (5月7日 18時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Da cchi | 作成日時：2024年2月3日 18時
